静岡県の御殿場・伊豆半島全域・富士宮から、日本平、袋井・浜名湖までのドライブイン施設を紹介します。

静岡県ドライブイン協会

ドライブプラン

【番外編】静岡県ドライブイン協会 会員施設縦断取材記録<3>

伊豆縦貫道で渋滞することなく伊豆へ

伊豆半島2日目。高速道路沼津インターをスタート地点としているのは、1日目と同様。1日目と違うのは、2日目は伊豆縦貫道(無料)を通って中伊豆方面に向かっていること。伊豆縦貫自動車道は2012年に新東名沼津インターと接続し、2014年には修善寺道路までの連絡が整い、伊豆西海岸や天城、下田などへのアクセスが格段スムーズになりました。車の流れが分散したことで、下田街道も以前のようには渋滞していません。
伊豆縦貫道から伊豆中央道(有料道路)、修善寺道路(有料道路)を通り、一般道(下田街道)に接続すると、すぐ先は天城。最初の訪問施設「浄蓮の滝観光センター」まで、車で20分ほどです。

浄蓮の滝観光センター 「天城越え」の世界

日本の滝百選にも選ばれている「浄蓮の滝」

浄蓮の滝に向かう道は東京ラスク伊豆工場(旧天城湯ヶ島町役場)を越えたあたりから勾配がきつくなり始め、小説「伊豆の踊り子」や歌謡曲「天城越え」にあるようなつづら折の山道となっていきます。「天城越え」の歌詞に出てくる寒天橋や天城隧道は、現在の「下田街道」である国道沿いにはありません。国道沿いに唯一あるのが「浄蓮の滝」です。そして「浄蓮の滝」への降り口に立つのが「浄蓮の滝観光センター」です。
「浄蓮の滝」は日本の滝百選にも選ばれている高さ25m・幅7mの直瀑です。まっすぐに勢いよく流れ落ちています。滝つぼまでは「浄蓮の滝観光センター」脇から石段で降りることができますが、そこそこ体力を使います。石段から見える、渓流沿いには天城名物のわさび田が続いています。石段を降りた先には売店や常設の渓流釣り場があります。

  

わさび田を見た後は「わさび丼」&「本わさび食べ放題」

「浄蓮の滝観光センター」では、団体レストラン、一般レストラン、喫茶、名物わさびソフトや伊豆特産品など土産物販売を行っています。レストランには、わさびとおろし金がおかれていて、定食などを注文すると生わさびが食べ放題となっています。

  

伊豆オレンヂセンター

名物「ウルトラ生ジュース」飲むべし

天城山を下り河津町の海岸線突き当たりを左折すると東伊豆道路に入ります。海岸線沿いにしばらく行くと「ウルトラ生ジュース」と大きな文字で書かれた伊豆オレンヂセンターの看板が見えてきます。 伊豆オレンヂセンター名物のウルトラ生ジュースは、地元伊豆の農家が育てた四季折々のみかんにみかんの花からとれたハチミツをたっぷり加えた生ジュース。30分もすると味が変わってしまうため、もぎ立てのみかんを使用するこだわりのジュース。ネーミングは東京五輪当時、流行語となった「ウルトラC」ちなんでいるそうです。

なぜか「懐かしい」と感じるひと多数

今回の取材で実際に飲んでみた感想は「懐かしい味」というものでした。食べなれたみかんの味とハチミツの甘さとちょっとのほろ苦さ。 取材後ネットで調べてみたところ、ブログなどで「懐かしい味」と評している方は他にも結構いました。「ウルトラ生ジュース」はオリジナル製法ですし、季節によってみかんの種類も違うはずなのに、「懐かしい味」と感じる人が少なからず存在する不思議さを持った味です。 伊豆オレンヂセンターには「ウルトラ生ジュース」のほか、目の前で焼いているところを見ることができる名物伊豆踊り子まんじゅうなどの土産物や、伊豆踊り子展示館などがあるほか、併設の食事処「河津の庄」で金目鯛料理やとろろ御前などが楽しめます

伊豆の網元 徳造丸

海を見ていると海産物が食べたくなる

稲取志津摩店 東伊豆道路を車で走行していると何度か目にするのが「徳造丸」の看板です。伊豆の国市から河津町へ抜ける下田街道は山中でしたが、東伊豆道路は海岸線の道路、食欲は自然と海の幸に向かいます。そんなドライバーの心強い味方となるのが、伊豆の水産物を大量に取り揃えた「徳造丸稲取志津摩店」です。
「伊豆の網元 徳造丸」は、伊豆稲取にて大正末期に創業した “網元”ですが、現在では直営の海鮮料理や寿司、郷土料理を提供する『食事処』や、鮮魚・ひもの・珍味などの海産物などを扱う直営販売店を営業しています。今回取材で伺った「徳造丸 稲取志津摩店」は7店舗(下田、稲取、八幡野、伊豆高原、伊東、熱海、箱根)ある販売店の一つです。 伊豆七島を望む広々ゆったりとした店内は「無料見学できる鮮魚工場」と「徳造丸水産直営の海産物直売店」のゾーンとに分けられます。

  

海風のなか食すアジは最高

海産物の販売コーナでは稲取漁港(金目鯛の水揚げが日本一として有名)の金目鯛を良質の味噌に漬け込んだみそ漬けや、稲取天草を100%、「伊豆赤沢海洋深層水」使用するなど素材にこだわったところてんなど充実したラインナップが揃っています。 店頭では、ところてんとアジの干物(網焼き)の試食もできます。モノが良いのか場所が良いのか、店頭で海風を受けながら試食するアジはこの上なく美味しく感じられます。

  

伊豆高原旅の駅 ぐらんぱるぽーと

東伊豆の観光エリア「伊豆高原」

河津町から稲取、熱川、北側と東伊豆道路はごつごつした岩肌がむき出しの海岸線を走る印象が、「網元徳造丸八幡野店」を過ぎマックスバリュの看板が見えてくるあたりで風景が市街に変わります。このあたりが伊豆高原と呼ばれる、伊豆急行によって開発された別荘地、レジャーエリアです。伊豆高原の北側に「伊豆高原旅の駅ぐらんぱるぽーと」はあります。

「旅の駅」をぜひご利用ください

「伊豆高原旅の駅ぐらんぱるぽーと」は、テーマパーク「伊豆ぐらんぱる公園」の隣にある「旅の駅」です(駅なので駅長さんもいます)。隣接の「伊豆ぐらんぱる公園」は有料のテーマパークですが、「ぐらんぱるぽーと」は「旅の駅」ドライブインなので駐車無料、休憩はもちろんのこと土産物購入や食事もできる施設です。そのほか足湯や、わんちゃんの休憩場所もあります。海を眺めることができる恋人テラスや屋外でかきを堪能するバーベキューも好評です。

  

  

小室山レストハウス 〜 100人中99人の予想を裏切る穴場。

天気の良い日に家族と出かけたくなる場所。

小室山レストハウスに到着して目に入る、駐車場、売店、古びたリフト、どこを見ても冴えない場末の観光施設といった風情。期待感、ワクワク感など微塵も感じさせない、「たいていの人は舐めてかかるはず、100人いたら99人までは舐めてかかるはず」、そんな佇まい。
山肌にリフトがかかっているのが見えるが、大して標高の高い山でもないので、山頂がすぐそこに見える程度の長さ(100数十メートル)しかない。登ったところで何があるわけもないだろうし、わざわざ行くこともないかと思うのが常人の考え方。わざわざリフト乗るような人は、お付き合いを断れない「いい人」タイプか、せっかくここまで来たという労力を少なからず回収しなければという使命感に駆られた費用対効果にシビアなタイプか。それほどに山頂への期待感は感じられない。

良い意味で期待を裏切る山頂からの眺め

ところがリフトで3分かけて登った先にある山頂からの眺めは、そういった予想を大きく裏切る。
圧倒的な自然、迫り来る海の壮大さ。
北は富士山、東に相模湾、南に伊豆陸地、360°遮るものがない、どこまでも見通すことができる爽快感。
眼下に見える街並みと広大な海との対比。
いろんな要素が完全ともいえるバランスで存在し、ただただ圧倒される。

ある意味では予想は間違っていない、そこには「何もない」。
余分なものが何もない。視界を遮るものがない。
自然と人間を隔てるものがない。何もないことが心地良い。
帰り際にはきっと「舐めてました。ごめんなさい」と言いたくなるほどの感動が味わえる、それが小室山レストハウス。

注)「冴えない場末の観光施設」は、事実に基づかない個人的な先入観に基づいた表現です。レストハウスでは土産物や料理などが楽しめます。ソフトクリームと美味しいコーヒーがおすすめです。
注)山頂の爽快感は、写真ではおそらく1/100ほども伝わらないと思います。(カメラマンが下手なだけかもしれませんが)

  

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